外資系でもサラリーマン

外資系企業に勤めるサラリーマンのブログ

外資系サラリーマン的、仕事の進み方

どうも外資リーマンです。

 

一週間が終わりました。今週は間に休みもあったので、中々ペースのつかみにくい週でしたね。。そんな連休モードという中でも重要案件がぼんぼんと決まって行ってしまう外資系企業。確かに意思決定は早いです。

 

日系企業に勤める友人に聞くと、根回し、稟議、と言ったプロセスが非常に重視されているように感じます。稟議書のハンコの押し方にルールがあると聞いた時は素直に凄いと思いました。ちょっとわざと曲げてお辞儀するように押すことがあるそうです。こういうサラリーマン的な発想、好きです。

 

外資系では稟議なんてものもなく、根回しもあまりありません。何か上司の承認が必要な場合は、提案をばーっとメールにして、それを読んでもらって承認してもらって終わりです。一億を越えるようなお金が動きかねないケースでもこんな感じでがんがん進んでいきます。

 

こういった迅速な意思決定が可能なのは、

 

権限と責任の委任がはっきりとされていて、誰が何を決めるかが明確

 

だからだと思います。なので稟議を回してみんなの集合知的に何かを決断するのではなく、一人の責任者が物事をぱぱっと決断していき、結果としてプロセスも簡略で意思決定も早くなります。

 

稀に、自分で決められる案件でも、個人の判断で上席に意見を伺うことはありますが、外資系の場合は縦の関係が非常に明確なので、巻き込むべき人間はその上席くらい。結果として、意思決定の速度に余り影響がないように感じます。

 

こうした仕事のやり方は、個人の失敗を過度にフォーカスしない、という評価基準と、早く間違え早く修正する、というアメリカ的なメンタリティーの両方が鍵だと思います。

会社の規模が膨らまず、結果として椅子とりゲームの出世競争を勝ち抜くため、どうしても減点方式で物事を見ていくような企業にはあまり親和性がないかもしれないですね。

 

さて、早いところ私もメールを書き上げて、上司に送って週末を満喫したいと思います。メールが英語なのが泣けますが。さっきから効果的な言い回しが見つからず、筆が進まないです。