外資系でもサラリーマン

外資系企業に勤めるサラリーマンのブログ

外資系でも英語は苦手

どうも、外資リーマンです。

 

平凡極まりない容姿に加え、奥手な性格も相まって、非常に地味な生活をしている私ですが、独身時代はたまに、極たまに所謂お食事会に呼ばれることがありました。

いつもは会社の下僕として粉骨砕身しているため丁重にお断りするのですが、どうしても断りきれず参加したことが数回あります。世の中には外資系という響きが好きな心の広い女性もいるんだそうです。

 

お食事会当日は、仕事も全く手につきません。

席で仕事をしていると、ネクタイの柄とスーツが微妙に合っていない気がして何度も無駄にトイレにいってファッションチェック。

上司がミーティング中こちらをじっと見てると、あれ、もしや鼻毛が出てるのでは、と思い始めてミーティングにも集中できない。

サラリーマンにあるまじき、仕事を蔑ろにまでして参加したお食事会。集合場所の店に向かう途中、何度もいくのを止めようかと思案しつつ、気が小さいサラリーマンはいつの間にか得体の知れないお食事会の渦中に放り込まれるのです。

 

そしてそこで鉄板で聞く一言があります。

 

「え、外資系なんですか?じゃあ英語ペラペラですか〜?」

 

場合によっては生い立ちの話とかしたあとにこの一言。

 

ずっと日本に生まれ育った生粋の日本人って言ったんですが。。どうやったら英語喋れるようになるんだ、こっちが教えて欲しいわ

 

と言いたくなるのをこらえ、

 

「え、ええ。まぁ」

 

と答える私。外資系枠で呼ばれた以上、その役割を全うしたい、というチームプレーの精神。こうした海外好き女子につかまるとその後散々海外ネタをふられ、涙ぐましい努力で対応するも、一次会でヒットポイントはゼロに。海外のドラマとか見ないから!字幕で見ても雰囲気わかんないからね!私は相棒が好きなんだよ!、と魂の叫びとともに録画してあった相棒を再生する。

 

幹事からは翌日『〇〇ちゃんといい感じだったじゃん』とか言われる始末。いや、国産の私は彼女の期待には答えられません。

 

外資系でも英語は苦手。だって仕事で使う機会、あまりないですから。